やわらかい「丸柚餅子」は、そのまま短冊切りにして、お茶うけやお酒などのおつまみとしてお召し上がりください。
かたい「丸柚餅子」は、炭火で炙るなど熱を加えることで香ばしくやわらかい食感に戻ります。
また、包丁を入れる前の丸ごとのままでしたら、蒸し器で20分ほど蒸していただきますとやわらかくなりますので、一晩ほど冷まして、ほど良いかたさでお召し上がりください。
「丸柚餅子」の滋味芳香とする味わいは、菓子の枠を超えて酒肴や料理としても使われて参りました。
その「丸柚餅子」が、より多くのみなさまに親しんでいただけますよう、基本的なお召し上がり方に加え、新たなご利用方法も紹介させていただきます。
ご注意
電子レンジは加熱ムラや破裂するなど、機器や設定により調整が難しいため、切った「丸柚餅子」を電子レンジに入れ、ワット数を下げて一秒単位の調整でお試しください。
丸柚餅子の美味しい切り分け方
ひたひたにぬれた布巾をご用いただき、包丁するたびに拭いていただくと、粘り付かず切りやすくなります。また、押し切りにすると粘りが付きにくく、包丁は一般の家庭にある果物ナイフなど歯幅の狭いものがおすすめです。
基本の切り方
皮と身がなるべく効率良くお召し上がりいただける簡単な切り方をお薦めしております。
- へたの部分を切り落とします。
- 真ん中に縦に包丁を入れ、半分にします。
- 真ん中で切り分け、4分の1の”くし型”にします。
さらに…、基本の切り方からさらに切り分けるおすすめの方法をご紹介します。
銀杏切り
くし型の中心部から放射線状に切り分けます。
短冊切り
くし型からほど良い厚さに切り分けます。
細切り
短冊切りからほど良い細さに切り分けます。
丸柚餅子の味わい方
短冊切りにしてそのままで
上品な甘さと柚子のほろ苦さが茶菓子やお酒のおつまみとして最適です。まずはそのままでお召し上がりください。
細切りにしてお料理の仕上げに
新鮮な柚子の香りをそのまま閉じ込めた「丸柚餅子」は、茶碗蒸しやお吸い物を引き立てます。
洋風のお料理にもレモンとは少し違った風味が新鮮です。
銀杏切りにして炭火等で軽くあぶって
切った丸柚餅子をあぶったり、温めることで柔らかく、また香りが増して一層美味しくお召し上がりいただけます。
お吸い物
切り方:銀杏切り・短冊切り
お椀に「丸柚餅子」を盛り、熱い出し汁を注いで蓋をして3分程度むらしてお召し上がりください。
「丸柚餅子」の硬さ厚さにより、むらし時間を調整してください。
※ この際、時間をおき過ぎますと「丸柚餅子」が溶けてしまいますのでお気をつけください。
茶碗蒸し
切り方:銀杏切り・短冊切り
蒸しあがった茶わん蒸しに「丸柚餅子」をのせ3分程度むらしてお召し上がりください。
「丸柚餅子」の硬さ厚さにより、むらし時間を調整してください。
※ この際、むらしすぎますと「丸柚餅子」が溶けてしまいますのでお気をつけください。
天ぷら
切り方:銀杏切り
「丸柚餅子」に天ぷらの衣をつけ、油で揚げてお召し上がりください。
「丸柚餅子」の硬さ厚さにより、揚げ時間を調整してください。
おひたし
切り方:細切り
ほうれん草、小松菜、菜の花など、お好みのおひたしに「丸柚餅子」を和えてお召し上がりください。
チーズのアペタイザー
切り方:短冊切り
カマンベールチーズ、クリームチーズなど、お好みのチーズに「丸柚餅子」を重ねてお召し上がりください。
※ 「丸柚餅子」にはカマンベールチーズの他にも、クリーミィで柔らかく、クセのない、ブリア・サヴァランのようなフレッシュタイプのチーズや、塩気が強く甘さを引き立てるフルム・ダンベールのようなブルーチーズとも非常によく合います。
サラダ
切り方:短冊切り・細切り
グリーンサラダなどに「丸柚餅子」をトッピングし、オリーブオイルや塩コショウでお召し上がりください。
ピザ
切り方:短冊切り
ピザの焼きあがり直前に「丸柚餅子」をチーズの上にトッピングして、ほど良くとろける程度に焼いてお召し上がりください。
ここまで「丸柚餅子」を和食や洋食などに使用するレシピの一部をご紹介させていただきました。
この他にもお好みや用途に応じ、切り方や調理方法を工夫することが出来ます。
ぜひ皆さんのオリジナルレシピがありましたら、お問い合わせやSNSでご紹介ください。